2008年12月30日

レーシック手術本番

いよいよレーシック手術の本番です。
手術の内容は、瞳をレーザーで切り開いて、
更に角膜をレーザーで削るというグロテクスな内容です。

[手術当日の流れ]
11:45〜13:30

1.受付(約5分)
2.支払(約5分)
3.検査(約20分)
4.手術前の問診(約5分)
5.手術(約20分)
6.休憩(約20分)
7.手術後の問診(約5分)
8.薬の説明、引き渡し(約10分)
9.終了

待ち時間の方がはるかに多いです。

1.受付
受付で前回もらった診察券を渡すと、受付横のブースへ案内されます。

081227_1143~02s.jpg
ブースにはこんなメッセージカードがありました。
高級ホテルみたいな扱いです(汗)

このタイミングで、医療保険の給付金請求に必要な診断書と、
レーシック手術への同意書を提出します。

診断書は事前に保険会社に連絡して郵送してもらったものです。
また診断書の発行には別途5,000円かかります。

※ほとんどの保険会社でレーシック手術は、2007年4月1日以降の改正で、
 手術給付金の支払い対象外へと変更になりました。
 詳しくは各々の保険会社へ問い合わせてください。


2.支払
目の手術なので、手術前に支払をします。
LASEK レーゼック(エピレーシック)の場合は、術後激痛を伴うので
後会計だと辛いという配慮でしょう。

P1030290s.jpg

上がレーシック手術の領収書、下が診断書の領収書です。
紹介なしだったので、イントラレーシックで280,000円満額支払いました。(T_T)
紹介チケットがあれば20,000円引きです。

領収書は確定申告で医療費控除を申請するのに必要なので、保存しておきましょう。

領収書の番号は限りなく400番に近い300番台後半です。
2008年6月16日オープンなので、半年間で約400名が受けた計算になります。


P1030288s.jpg
P1030289s.JPG

次に術後、目を保護するための保護用メガネを選びます。
保護用メガネは3種類ありましたが、2つは老眼鏡と勘違いする形でした。
クリアタイプ、色付きのサングラスタイプ、写真のゴーグルタイプの3種類から選びます。
夏場は色付きのサングラスが人気だそうな。

3.検査
手術前に屈折検査と視力検査を行います。
適応検査から3週間経過していましたが、その間コンタクトレンズを一切使用せず
眼鏡で過ごしたので、近視や乱視の度数に変化はありませんでした。

もし手術前のコンタクト禁止期間にコンタクトを使用すると、
角膜の形状が変わり近視や乱視の度数が変化するので、
手術中止となるでしょう。

4.手術前の問診
手術前の最後の問診です。
院長は既に手術着に着替えており、手術開始が迫っている事をヒシヒシと感じます。

手術直前なのに強度近視に加えて乱視もあるので、1回で終わらないかもといわれる(汗)
そんな何を今さら・・・。
退出直前に麻酔の目薬を点眼されます。

5.手術
待合室で少し待ってから、いざ手術室へ。
すぐに手術室へ入るかと思ったら、手術室前のソファーで待機。

ここで看護婦さん2名とレーザー技師が自己紹介。
手術の流れを説明して質疑応答をする。

手術準備のため、途中で看護婦さん1名とレーザー技師が手術室へ。
残った看護婦さんに、本人確認のため住所氏名、生年月日を伝えます。

そして点眼麻酔、炎症止め、充血止め、感染防止の抗菌薬と
4種類の目薬を点眼してもらいます。
それぞれ目薬を点眼する度に、何の薬か説明してくれたので安心。

髪の毛が邪魔にならないように、シャワーキャップのような手術用帽子を被ります。
(服はそのまま)

その間、手術室から機械の動作チェックの音(雷のようなバリバリ音)が聞こえ、
緊張でガクガク震えてました。(( ;゜Д゜)ガクガク

手術室の扉が開き、いよいよ手術室の中へ。
2-20ss.jpg

右側にフラップを作成する機械「イントラレース F360」、
左側に角膜を削り近視を矯正する機械「ビジックス スター S4 IR」があります。

手術室の全貌が見れるのは、この入室時だけです。
手術中は目の前に機械が迫っているので、全く見えません。
(周囲を気にする余裕はありませんでした)

ベッドの入口側に足を乗せ、2台の機械の間に頭がくる位置へ横になります。
これでベットの位置を動かすだけで、1歩も歩く事なく別々の機械で手術できます。

説明会での話によると、他の医院ではこの2台の機械が別々の部屋にあり、
目が見えない状態で次の部屋まで歩いて移動するらしい。
(ベルトコンベア方式の弊害?)

まず瞳の表面をΩの形にレーザーで切り、フラップ(蓋)を作成します。
イントラレース-F360でフラ.jpg

目の周囲に覆いがかけられ、瞳がイントラレース F360の先端に吸いつくように固定されます。

手術室の照明が落とされ、イントラレース F360から白い光が照射されます。

レーザー技師が「あと40秒です」と、除々にカウントダウンをするので、
あとどの位時間がかかるのかわかります。

院長も「うまくいってますよ〜」、「大丈夫ですよ〜」と繰り返し言ってくれました。
ただ(目の前で)目を切られていると思うと、生きた心地がしません(苦笑)
顎を引いたりしないように意識しながら、じっと耐えます。

右目から始まり、左目も同様にフラップを作成して前半戦終了。
目がイントラレース F360から離れた瞬間、視界が白くボヤけていたのを覚えています。

看護婦さんが「一番辛い手術は終わりましたよ」と声をかけてくれましたが、
正直後半戦の事で頭がいっぱいで安心できませんでした。

後半戦。
ベッドの位置を右へズラし、角膜を削る「ビジックス スター S4 IR」へ移動します。
(頭の位置を調整しただけで、ホントに1歩も動かなかった)

ビジックス-スター-S4-IR 2-.jpg

点眼麻酔を追加され、目が乾かないように瞼を閉じて待つよう指示されます。

およそ3分後、前半戦よりも厳重に目の周囲を目張りされて目の洗浄を開始。
作成したフラップをペロンと捲る様子が見えるのが気持ち悪い。(痛くはない)
器具(開瞼器(かいけんき))で眼球を固定されるので圧迫感があります(痛くはない)

ビジックス スター S4 IRの赤く点滅する光を見るように指示されるものの、
フラップを捲ると視力が落ちるため、光が30個くらいに見える!
正確な位置が分からず焦ってしまふ。

眼球自動追尾装置(アイトラッキング)が付いているので、眼球をアチコチ動かさず、
一点を凝視するよう努力する。

レーザー照射が始まり、同時にレーザー技師から「あと60秒です」とカウントダウン開始。

バチバチと電流が放電するような音が、(文字通り)目の前で起こり、
おそらく人生で1番長い60秒でした。
(眼球を抑えつける器具の違和感はありましたが、痛みはありません)

院長がお経のように「うまくいってますよ〜」、「大丈夫ですよ〜」と
繰り返し言って安心させてくれるのが救いです。

照射終了後、チリ1つ残さぬよう目を洗浄して角膜をスポンジで丁寧に拭き取りました。
(拭かれる感覚はあるが痛くはない)
何せ「ゼロ距離」ですので、拭き取る様子も良く見えます(笑)

フラップを元に戻して終了。
院長の「手術は無事に終了しました」の声で、ようやく終わった事を実感しました。

ベッドから入口に向かう一瞬の間でも、足元のサンダルが肉眼で
確認できる程に視力が回復していました。

6.休憩
6-10s.jpg
リラックスルームへ移動し、革張りのリクライニングシートで20分程休憩します。
ヒーリング系のBGMを聞きながら、目を瞑った状態でコーヒーを啜りリラックスしました。

リクライニングシートは2脚ありますが、仕切りで遮ってました。
そもそもリラックスルームには私1人しか居なかったので、貸切状態でした。

7.手術後の問診
休憩後、院長による手術後の問診です。
フラップの状態を確認し、問題がないかをチェック。
2〜3日間は白く霞がかるので見え辛いと説明される。
その後、徐々に見えるようになるらしい。
特に問題なしとの事。

8.薬の説明、引き渡し

カウンセリングルームへ移動して、看護婦さんより薬の説明を受ける。
P1030287s.jpg
[点眼薬]
・DEX0.1%(1本)・・・眼の炎症を抑える薬(手術当日は1時間毎、以後は1日5回)
・オフロキシン(1本)・・・細菌の感染を予防治療する抗菌薬(手術当日は1時間毎、以後は1日5回)
・ヒアレイン0.3%(防腐剤なし)×10本・・・人工涙液型点眼剤(手術当日は1時間毎、以後は1日5回)
・ヒアロンサン(2本)・・・人工涙液型点眼剤(手術当日は1時間毎、以後は1日5回)
・ベノキシール(1本)・・・点眼麻酔(必要に応じて使用)

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[内服薬]
・プレドニゾロン錠5mg(4錠)・・・炎症を抑える薬
・プロテカジン錠(2錠)・・・胃の炎症を抑える薬

9.終了

病院を出た直後はまだ霞みがかり、見えにくい状態でした。
手術前の矯正視力は0.1でしたが、術後は以前よりも多少マシ程度。
おそらく0.4くらいの視力です。

車のブレーキランプも1つに見える筈が、10個くらいにブレて見えます。
ブレーキランプの周囲がぼやけるハロ現状もありました。

兎に角大変だったのが、1時間毎の点眼でした。
1つ目の点眼薬DEX0.1%を点して、5分後に2つ目オフロキシンを点す。
更にドライアイが酷いので、10分毎に目に潤いを与えるヒアレインを点します。

手術当日はハードコンタクトレンズがズレた時のような
異物感に似た痛みがありましたが、渡された点眼麻酔を使う程の
痛みではありませんでした。(個人差はあります)

ようやくまともに見え始めたのは10時間後でした。

P1030283s.jpg
就寝時には、こんな眼帯をつけて瞼を擦らないようにする必要があります。

レーシック手術は簡単に終わりましたが、あとのケアが結構面倒です。

[所感]
高輪クリニックは、他の医院と比べて+10万円も高額でした。
果たして+10万円出す価値があるかというと微妙なところです。

角膜が薄く(平均520ミクロンのところ約470ミクロンしかない)、
強度近視(-9.0D)なので角膜を多く削る必要があり、錦糸眼科や
東京レーシックセンターではレーシックを断られました。

神奈川クリニックや品川近視クリニックでは適応検査を受診しませんでしたが、
両院で断られた人でもOKが出る錦糸眼科ですらNGだったので、
結果は見えていましたね。

看護婦や検査員の質も東京レーシックセンターとは段違いでしたし、
(東京レーシックセンターの検査員はキャバ嬢かと思った)
数万症例の治療経験をもつ院長に一貫して、診察&手術を担当して
もらったので安心感がありました。

患者の人数をある程度抑えるため効率が悪く、費用が高額になるのは
仕方ないのかもしれません。

[クリニック選びの目安]
あくまで個人的な見解です。

・角膜の厚さが十分にある&低料金希望、ベルトコンベア方式でも我慢できる方
 → 神奈川クリニック品川近視クリニック
※神奈川クリニック(エステ系)は経営不安の噂あり

・新技術スーパーナノレーシックに興味がある方
 → 東京レーシックセンター

・高額料金でもiLASIK(アイレーシック)に興味がある方
 → 高輪クリニック神戸クリニック

・論外
 → 錦糸眼科
   手術方式をほぼ押し付けられる上、強度近視&乱視は+10万円、
  院長指名は+20万円の指名料金を請求される。

[問題点]
問題点と言えば次の事項は、こちらから依頼しないと対応して
もらえませんでした。

(1)フラップ作成と角膜の削る量と必要時間の説明
(2)カルテのコピー(1部100円)
(3)眼帯が使いづらい(クレーム対策なし)

(1)は手術当日にレーザー技師のカウントダウンを聞くまで
全く分からず不安でした。

(2)は将来白内障の手術を受ける際に、レーシック手術前の
データが必要なケースがあるそうです。

(3)は眼帯が非常に使い辛い。顔の形にフィットしないし、
プラスチック製の眼帯をテープで貼る方式もスマートではない。
せめてゴムバンドなりつければ大分マシになるのに・・・。

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